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2016年12月7日

日本缶罐、来年6月から生産再開へ


十勝産スイートコーン事業を再構築

  明治は5日、子会社の日本缶罐の事業再開計画を明らかにした。来年6月頃から生産を再開する。日本罐詰は、今年8月の台風10号による浸水などの被害により、工場設備に甚大な被害を受け、操業不能の状態となっていた。復旧・設備更新は順次実施し、総額約30億円程度を見込んでいる。

 日本罐詰は、北海道十勝地区を中心とした豊潤な農作物、生産農家との長年の絆を強みと考え、十勝産スイートコーンを主原料としたビジネスモデルを再構築していく。

 具体的には、主要作物であるスイートコーンをパック詰めして販売する「レトルトパウチ事業」を中心に拡大を図るほか、従前からの「凍菜製造・販売事業」を継続・拡大しながら、さらなる付加価値創造を目指す。なお、日本罐詰として、缶詰事業・調理冷凍食品事業については事業再開しない。アヲハタブランドスイートコーン製品の生産については、「鋭意協議していく」方針。

 レトルトパウチは、十勝産スイートコーンを主原料とし、ホールコーン、クリームコーン、コーンスープなどの形態で販売。凍菜は、十勝産スイートコーンを中心に、インゲン、枝豆、カボチャ、グリーンピース、ブロッコリーなど北海道産を販売する。主力のスイートコーンは2017年8月頃より生産を再開する予定。スイートコーン契約農家との契約面積は、2017年度は2016年度比で約半分、2018年度は2016年度と同程度を計画している。

▼以下略

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