観光庁「インバウンド消費動向調査（旧訪日外国人消費動向調査）」と日本政府観光局（JNTO）「訪日外客数」をもとに、日刊経済通信社が推計した2025年１～３月期の訪日外国人菓子消費金額は901億7,358万円、前年同期比133.0%と四半期では過去最高だった24年10～12月の菓子購入金額898億5,477万円を更新し、初めて900億円を突破した。購入者単価は１万1,965円、107.6%。訪日外国人の菓子購入金額は、24年に2,923億5,892万円、23年比105.4%、19年比で161.8%と過去最高を大幅に更新しているが、年間で3,000億円への好スタートとなった。

　国別でみると、東アジアは韓国167億7,388万円、前期比123.0%、購入者単価は7,795円、114.3%。台湾161億246万円、前期比119.5%、購入者単価は１万2,459円、107.0%。香港59億3,091万円、76.2%、購入者単価は１万2,572円、68.0%。中国231億9,813万円、170.7%、購入者単価は１万2,572円、97.3%。

　東南アジアは、タイ48億4,671万円、131.3%、購入者単価は１万5,872円、114.2%。シンガポール20億1,957万円、82.6%、購入者単価は１万8,034円、74.0%。マレーシア34億2,416万円、224.0%、購入者単価は２万4,650円、168.0%。インドネシア14億4,410万円、153.4%、購入者単価は１万1,798円、106.9%。フィリピン19億6,279万円、138.3%、購入者単価は１万3,118円、124.5%。ベトナム21億6,442万円、123.9%、購入者単価は１万4,214円、106.3%。インド３億9,454万円、104.2%、購入者単価は１万869円、93.5%。

▼以下略