イオンサヴールは23日、仏の冷凍食品専門店「Picard（ピカール）」の日本１号店を青山骨董通り（東京・港区）にオープン（写真）。21日にはプレス向け内覧会を開催。17日から通販サイトも開設した。

　席上、小野倫子代表取締役社長は店舗概要について要旨次の通り説明。「スーパーではじめは約30品をテスト展開し、仏ならではのフォアグラやカモのコンフィなどを中心にスタートした。１号店では仏のピカールのように365日朝昼晩、お酒とも楽しめるコンセプトで、200品からスタートし、順次品数を増やしていく。注力商品は、前菜、種類豊富な野菜、スープ。ワインやクリスマスに合うものや、ファッショナブルなおせちのようなものも取りそろえている」。今後の展開については「パリでは冷食市場のシェア20%の事業だが、日本では冷食市場の中で戦うというよりも惣菜や生鮮の市場で、SMの１つとして展開したい。ほぼ輸入品だが一部国内製造をトライアルし、日本に合わせた製品は今後検討していく。購入者の中で業務用に使っているケースもあるが業務用向けの展開はない」と話した。

▼以下略