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日刊食品通信
2016年11月21日

日清オイリオG、国内油脂の構造改革奏功


第2四半期業績、大幅増益に

  日清オイリオグループは17日、2017年3月期第2四半期決算説明会を開催。今村隆郎代表取締役社長らが出席し、中間決算概況や中期経営計画の進捗状況などについて説明した。

 今上半期は、売上高が前年同期比で3.8%減、営業利益77.5%増、経常利益48.3%増、四半期純利益47.5%増での着地。原料価格の下落から販売価格が低下したことや為替影響などから売上高は減少したが、利益面では、国内油脂事業の構造改革が奏功するなどし増益となった。

 中期経営計画の進捗状況について説明した今村社長は、「3年間の取り組みで構内油脂事情構造改革に加え、加工油脂事業、ファインケミカル事業のグローバルな基盤構築により確実に収益を上げる体制が整ってきていると考えている」などと語った。利益面では、各事業、単体・子会社で増益を続けている状況。これについて今村社長は「成長を続けられるのは目標に向けた着実な取り組みを継続している結果。当社は、相場や市況の影響を極力受けにくい業務体質になってきている」などと述べた。各事業の取り組み状況としては、国内油脂事業において「ゆるぎない収益基盤の構築」に向けた収益改善への取り組みを継続。高付加価値品の展開として「BOSCO」シリーズの発売20周年を記念した積極的な拡販などを実施。また、汎用油については原料価格に見合った適正価格での販売などによる収益改善を実施。そのほか、コストダウンの実現として生産物流体制の最適化にコストダウン目標により30億円を達成。コストダウンを継続的に行う企業体質の定着により11億円の経費削減を見込んでいる。

▼以下略

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