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2025年3月24日
2月のアイス商況1%減(本紙調)
寒波で定番品が苦戦、新商品が健闘
2月のアイスクリーム市場は、1%程度前年同月を下回った(本紙調)。
寒波が相次いで襲来。全国15ヵ所の観測値による平均気温偏差は、速報値で-0.46℃。過去2番目の高さだった昨年の+1.83℃よりも大幅に低く、2月としては3年ぶりに基準値を下回った。アイスクリームの商況は、前年実績をわずかに下回ったが、昨年のベース(10%増)が高く、閏年だった昨年に比べ稼働日が1日少なかったことを踏まえると、極めて好調に推移。定番品が苦戦する一方で、新商品が売り場を活性化させた。24年度累計は5%増。2月の各社概況は次の通り。
ロッテは5%減で市販用が6%減、業務用が1%増。「クーリッシュ」が7%増で、“バニラ”が24%減、“ベルギーチョコ”が14%減、“コーヒー”が6%減、CVS限定の“ピスタチオ×ミルク”は好調に推移。“飲む贅沢練乳”は昨年の反動で苦戦した。「爽」が13%減で、“バニラ”が23%減、“練乳いちご”が18%減、“生チョコinバニラ”が2%減。「モナ王」が42%増で“バニラ”が34%増、“宇治抹茶”が28%増、“マルチ”が9%減、「クランキー」が純増。「雪見だいふく」が3%減で“バニラ”が6%増、“コクのショコラ”が51%増、“PREMIUM”が19%減、“ミニ雪見”が7%増。「レディーボーデン」が7%減で、パイントが7%減、ミニカップが12%減、マルチが4%増。「ガーナ」が9%減。「バニラバー」が19%減。「ハーシー」が7%増。「ドール」が14%増。「カルピス」が2%増。
▼以下略
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