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2025年2月7日
1月のRTD販売8%増で好発進
無糖けん引、限定品と新商品も寄与
本紙が推定した1月のRTD販売実績は、主要6社計※で前年比108%だった。24年の累計5%増に続く好発進。社別では5社がプラスで、このうち2社が2ケタ増。引き続き各銘柄の無糖商品がけん引し、既存の定番ブランドも堅調だった。期間限定フレーバーの発売や、2月発売の新商品の出荷分も上乗せ。ウイスキーハイボール缶は109%。今年もハイボール需要の底堅さを示した。(※サントリー、キリンビール、アサヒビール、宝酒造、サッポロビール、合同酒精)。
各社主要銘柄ごとでは、サントリー「-196」は「無糖」が定番品・限定品いずれも前年に続いて好調。「翠ジンソーダ缶」も2ケタ増。「角ハイボール」計は2ケタ増で、ハイボール缶をけん引。キリンは「氷結®」がプラス。「無糖」シリーズは引き続き市場全体をけん引し、今年も上位にランクイン。アサヒは定番の「贅沢搾り」が大幅に伸長。「GINON」は続伸し、「未来のレモンサワー」も引き続き話題を集めた。サッポロは「濃いめ」が大幅増で、新商品の「重ね檸檬」が寄与。「男梅」もプラス。宝は定番の「焼酎ハイボール」が堅調。
上位20銘柄計(ブランド計を除く)の構成比は78%、前年比109%。価格帯別構成比はスタンダード93%、プレミアム7%。前年比は同順で109%、111%。度数別構成比は、7度以上の高アル34%(前年36%)、4~6度のミドル28%(27%)、3度以下の低アル6%(6%)、複数の度数を展開するその他32%(30%)。前年比は同順で101%、113%、111%、115%。
なお、ビール系3社(サントリー、キリン、アサヒ)の業務用は113%。
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