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日刊食品通信
2025年1月31日

トーカン永津嘉人社長インタビュー


「変化を厭わず機能強化にチャレンジ」

 中部地方の大手食品卸売・トーカンの永津嘉人社長がインタビューに応じ、2025年の展望を語った。

 2014年の社長就任以降、ドンキホーテ・ユニー統合(現PPIH)、国分中部との共同持株会社セントラルフォレストグループ設立(19年)など商環境が変化。新型コロナウィルスの感染拡大の影響下でトーカン創業75周年(22年)を迎えた。永津社長は「創業からの歴史を振り返ると、乾物から出発してドライ食品、チルド冷凍、業務用、デリカなど取り扱い商品の幅が増えた。物流やメニュー提案、CVS直営店運営、製造、カイゼン機能など変化を厭わずに機能強化を続け、様々なチャレンジを積み重ねたからこそ今がある」と振り返った。直近では直営店での若手社員によるオリジナル企画の販促・効果検証結果など得意先から高い評価を獲得。「厳しいと言われ続けたが、“良かった時代”を知らないからこそ、目の前の課題に真剣に取り組み、チャレンジできた」とも話した。「インバウンドの急増やECの急成長、キャッシュレス決済が一気に進むなど時代の変化のスピードは確実に速くなり、ライフスタイルとワークライフバランスなど生活と仕事に対する考え方も変化。新たな価値観を求める年代は確実に増えている。若年層やアクティブシニアの変化に応じて、カテゴリーでは中食や惣菜、業態ではECやインバウンドなど細分化した対応が必要」と課題を分析する。

 

▼以下略

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