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日刊食品通信
2024年12月23日

11月のアイス3%増(本紙調)


各種プロモが奏功、天候も後押し

 11月のアイスクリーム売上高は、3%程度前年を上回った。全国的に平年に比べて気温が高く、特に、西日本と沖縄・奄美でかなり高くなった。これにともない、アイスクリームの商況は昨年も8%増とベースが高かったにもかかわらず好調に推移。各社が冬季需要促進に向けて展開したプロモーションも奏功した。また、4月からの今期累計は6%増。11月の各社実績は次の通り。

 ロッテは1%減で市販用が2%減、業務用が8%増。マイナスは前年大ヒットした「雪見だいふく白い恋人」の反動。「クーリッシュ」は1%減で、“バニラ 冬の濃いめ”が15%減、“ベルギーチョコ 同”が21%減、“コーヒー”が4.6倍。「爽」が5%減で、うち“バニラ”が25%減、“練乳いちご”が12%減、“生チョコinバニラ”が12%減、“ラ・フランス”が11%増(3rdフレーバー比)。昨年65%増だった「雪見だいふく」が反動で20%減で、“バニラ”が4%減、“コクのショコラ”が7%増、“ミニ雪見”が1%減。“マスカット”は37%減。「モナ王」は7%減でマルチが1%増。ノベルティは“バニラ”が27%減、“宇治抹茶”が20%減、“クランキー”は13%増。「レディーボーデン」は9%増。ミニカップが4%増、“パイント”は10%減、マルチは3%増。「ガーナ」は49%増。「バニラバー」が6%減。「ハーシー」が11%増。「ドール」が16%増。「カルピス」が11%増。

 森永乳業は11%増。出荷調整とSKU減の「パルム」が18%減。1月から調整なしで出荷し、3月の新商品で通常状態に。「モウ」は48%増で“紅はるか”“PRIME”が引き続き好調。「ピノ」は23%増で“ザッハトルテ”がけん引。「れん乳シリーズ」は今期分をほぼ終了。

 

▼以下略

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