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日刊食品通信
2024年12月20日

24年流通菓子出荷4.2%増見込む(本紙調)


価格改定もチョコ・グミ中心に堅調

 日刊経済通信社推計による2024年流通菓子出荷実績(金額ベース)は、合計で104.2%と4年連続で前年を上回りそうだ。

 上期(1~6月)は、5カテゴリー(チョコレート・ビスケット・キャンディ・スナック菓子・チューインガム)合計で前年同期比103.8%と好調に推移した。

 1~3月が合計で103.7%。年末からの需要好調が年明けも続き、ポケット商品やみやげ物が好調。特に、CVSや高速道路のサービスエリアや駅売店での売り上げが高かったようだ。チョコレートを中心にした冬季限定商品やいちご関連商品の荷動きも好調。さらに、受験生応援商品も森永製菓「大粒ラムネ」のようにブドウ糖の機能訴求した商品が大きく伸長。ネスレ「キットカット」大型プローションを実施するなど話題を提供するなど、持ち上げに貢献したようだ。また、前半の大型イベントのバレンタイン商戦は、手作り需要が復調し、板チョコが2ケタ伸長するなど、催事の好調さが目に付いた。

 4~6月は103.7%。前半のゴールデンウィークでの在庫消化が順調だったことから、GW後の発注が伸び2週目まで2ケタ近い実績となった。特に、行楽需要が増えたことでポケット商品や小袋パウチが伸長。一部小袋パウチ商品は品薄になるなど予想を大きく上回った。

 

▼以下略

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