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日刊食品通信
2024年12月17日

「価値成長を加速」キッコーマン中野社長


社員一人ひとりの意欲的な挑戦に期待

 キッコーマンの中野祥三郎社長CEO(写真)は16日の専門紙記者会見で、「社員一人ひとりが新たな価値の創造と提供に向かって、積極的に色々なことに挑戦して欲しい」として、その実現に向けた土壌づくりも検討していく考えを示した。

 冒頭、中野社長は2025年3月期の上期業績に触れ、「売り上げは国内外で順調に推移。国内は、値上げの影響も落ち着き、しょうゆ、食品、豆乳、飲料、酒類など、各カテゴリーで数量・金額ともに伸長。海外のしょうゆと卸事業も同様に揃って増収となり、全体として順調だった」と振り返った。また、来期からの新3ヵ年中計については、「“新しい価値創造への挑戦”を掲げているグローバルビジョン2030の達成に向けて作成中だが、現中計と考え方に大きな変化はない」としながらも、「併行して2040年に向けて取り組むべきことの検討も行っていく」ことを示唆した。

 国内事業での価値を軸とした成長については、「コロナ禍もあって、価値による成長が十分だったとは言えない」として、今後、新事業や新商品、新提案による価値重視の成長を加速させる意向を示し、「それには社員の一人ひとりが社内の壁を意識することなく、積極的かつ意欲的に挑戦し、一丸となって価値による成長に取り組んでいって欲しい」との期待を示し、「それには個々の役割を大きく変えるなど、実現に向けた土壌づくりも必要と考えている」と加えた。

 ▼以下略

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