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2024年12月2日
いなげや迎え新生「U.S.M.H」始動
首都圏最大規模のSM連合誕生
ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(U.S.M.H)は11月30日、いなげやとの経営統合で新たな経営体制がスタート。統合により25年度以降、マルエツ、カスミ、マックスバリュ関東、いなげやの4事業会社計で店舗数約660店、売上高約9,235億円の首都圏最大規模のSM連合が誕生する。これに先立ち29日、新生「U.S.M.H」の経営統合説明会が都内で開催された。
U.S.M.Hの藤田元宏社長(写真中央)は「2015年の設立以来継続してきたシナジーが一巡し、規模の優位性が生かしきれないガバナンス体制になっている。あらゆるコストが上昇するインフレ下、事業会社単位のコスト構造改革では限界」と課題を指摘。「U.S.M.Hと事業会社との関係性を抜本的に見直す機会を迎え、経営統合を機にこれを一気に実行していきたい。根底に共通する価値観と思想を置き全体の連携を強化し、首都圏最大規模のSM企業としてプレゼンスが認知される体制に移行する」と述べ、統合の意義を強調した。昨年4月25日の基本合意以降、機能別統合検討プロジェクトチームを設置。商品、IT、店舗開発、ロジスティクスなどの分野で創出できるシナジーを検討してきた。
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