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2024年11月28日
コーヒー業界が期待するカフェインマネジメント
多様なニーズに対応
コーヒー業界では、「カフェインコントロール」「カフェインマネジメント」「カフェイン調整」といったワードが多くなっている。カフェインレスのように“カフェインをほぼカット”するのではなく、“カフェインのカット率を選ぶ”提案だ。
ネスレ日本学術顧問、福島洋一大東文化大学教授によると、この動きは消費者にとって有益になる可能性があるという。「カフェインは覚醒作用など多くの良い機能があり、一方で過剰摂取すると眠れなくなったりもするが、これらは個人差がかなり大きい。つまり多様なニーズが存在するということだ」。
市場を見ると、23年にアサヒ飲料が55%カットしたPETボトル入りコーヒー飲料「ワンダ SLOW TIME COFFEE」をEC限定で発売し、“微カフェイン”と銘打った同品に注目が集まったが、レギュラー・インスタントコーヒー業界では24年春夏にキーコーヒーが30%カットの一杯抽出レギュラーコーヒー「KEY DOORS+ドリップ オン カフェインひかえめ マイルドブレンド」を投入し、製品投入の先駆けとなった。
▼以下略
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