（大阪）サントリーは21日、大阪市内で「2024ボジョレー　ヌーヴォーを楽しむ夕べ」を開催。今年の販売状況について説明した。

　今年の市場について同社は「11年ぶりに前年を超えた昨年並みの、約16万5,000箱と推定。昨年に引き続き業務用市場が回復傾向にあり、ジョルジュ　デュブッフ業務用の販売計画は前年比117%。家族、友人同士など幅広いシーンで楽しまれる傾向が予測される」とした。同社取り扱いのデュブッフ社ヌーボーは５種８品目で、「オレンジ　ヌーヴォー」をハーフボトルのみとした一方、業務用にスタンダードの３Ｌ「ジェロボアム」を追加した。家庭用の販売計画は前年比109%で、全体では111%を見込む。うち近畿エリア（２府５県）の販売は15%を占め、全国同様に前年を大きく上回って伸長見込み。

　本社ビル１階にある同社ワインショップカーヴ・ ド・ヴァンでは、今年のBNは予約受注で完売。小川慎司店長は、「デュブッフのヌーボーはバランスの良さが突出しており、ボージョレ・ヌーボーの代名詞。スタンダード、厳選した区画のブドウを使ったヴィラージュ、最高傑作を目指したセレクション　プリュスの３タイプそれぞれに、シチュエーションに合わせて楽しんでもらえれば」と話した。