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10月のアイス14%増(本紙調)
値上げ後も数量ベースで前年上回る
10月のアイスクリーム売上高は、14%程度前年を上回った。気温は全国的にかなり高く、月平均気温偏差は北日本で+1.9℃、東日本で+2.6℃、西日本で+2.6℃。1946年の統計開始以降、10月として1位の高温を記録した。
好天に後押しされたアイスクリーム市場は、昨年実績が12%増と高かったにもかかわらず2ケタ増で推移。9月から多くのアイテムで値上げが行われたが、数量ベースでも前年を上回った。また、4月からの今期累計は7%増。10月の各社実績は次の通り。
ロッテは20%増で市販用が20%増、業務用が16%増。「クーリッシュ」が14%増で、昨年実績が高かった“バニラ 冬の濃いめ”が5%減、“ベルギーチョコレート 冬の濃いめ”も5%減、“いちごオレ”は3Rdフレーバー比で107%増。「爽」が12%増で、“バニラ”が2%増、“練乳いちご”が10%減、“生チョコinバニラ”が6%減、“濃い完熟巨峰”が157%増。「モナ王」が116%増。7日発売の“クランキー”が特に好調で“バニラ”比で66%増、既存品の“宇治抹茶”も新商品効果で露出が拡大し64%増、マルチも20%増。「雪見だいふく」は9%増で、“バニラ”が前年並み、“ミニ雪見”が21%増、CVSに採用された“コクのショコラ”が53%増。「レディーボーデン」は23%増で“パイント”が11%増、マルチが12%増、ミニカップは55%増。「ガーナ」は57%増。“チョコ&クッキーサンド”がCVSで新規採用され大幅伸長。「バニラバー」は13%減。「ハーシー」が20%増。「ドール」は昨年休売しており119%増。昨年42%増だった「カルピス」は3%減も高水準。
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