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2016年11月7日
冷凍・チルドが好調、ワインに注力
伊藤忠食品・濱口社長が下期方針を説明
(大阪)伊藤忠食品は1日東京本社で、2日大阪本社で17年3月期第2四半期の決算説明会を行い、濱口泰三社長(写真)が下期、通期計画などを説明(上期業績と通期見通しは既報。業態別、エリア別、商品別売上高は別表)した。上期の売上高約75億円の減少(前年同期比97.7%)は主要取引先における一部メーカーの帳合変更などによる減収約81億円が要因。組織小売業との取引深耕、新規取引では増収。売上総利益は利益率で4.98%から5.00%へ改善したが、減収の影響が大きく約1億円の減少(同99.3%)。営業利益、経常利益とも1億円の減少。帳合変更がなければ約5%の増収だったとしている。
濱口社長 物流センターの改修など、経費の一部がずれ込むなどで下期は減益見込み。購買単価の下方シフトなどで消費動向も不透明であることから、通期計画を据え置いた。取引先上位100社の売上構成比は90.1%を占め、大手10社はほとんど変動がない。仕入先も上位100社で仕入高の94.2%を占める。優良顧客、仕入先の深耕による取引拡大を図る。1日にワイン漫画「神の雫」の原作者(亜樹 直氏)監修のキュレーション型のコマースサイト「神の雫ワインサイト」を開設した。フレンチの巨匠ジョエル・ロブションと共同開発したプレミアムアイスクリームは9月にセブン-イレブンでテスト販売し、5日間で予定数量を完売。12月には販売再開の予定。
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