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日刊食品通信
2016年11月4日

キッコーマン、中計課題の国内外とも順調


しょうゆは「いつでも新鮮」寄与し3.4%増

 キッコーマンは2日、「2016年度第2四半期決算説明会」を都内で実施。堀切功章代表取締役社長CEO(写真)らが出席し、決算の概況や中期経営計画の進捗状況などについて説明した。

 

 今第2四半期は、売上高1,968億円(前年同期比3.0%減)、営業利益169億円(前年並み)での着地。為替差を含むと実質増収増益という結果となった。売上高の内訳を見ると国内は1億円の減収。しょうゆカテゴリーにおいて「いつでも新鮮」シリーズが好調に推移していることから3.4%増となった。食品カテゴリーでは、「本つゆ」のリニューアルに伴う価格体系の見直しによる影響から4.0%減。飲料カテゴリーについては、デルモンテ飲料が減収となったものの豆乳の増収により、0.7%増での着地となった。海外は全体で58億円の減収となったが、為替差を含むと実質増収での着地。アジア・オセアニアにおいて天候不順の影響からデルモンテ缶詰が減収となったが、それ以外のカテゴリーは各地域において実質増収となっている。下期は、国内、海外ともに増収増益の予想。来期、最終年度を迎える中期経営計画の進捗は、今第2四半期までは売上高・利益ともに順調に推移。進捗状況について説明を実施した中野祥三郎常務取締役執行役員CFOは「“収益性向上”“海外事業の成長”“国内生産性向上”を課題としており、国内・海外ともに順調に進捗。今後も目標達成を目指していく」などと語った。

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