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日刊食品通信
2024年11月5日

10月のビール販売、諸要因クリアし前年越え


前々年からの“出入り”激しく実態とは乖離

 本紙が推定した10月の国産大手4社ビール販売は前年同月比101%弱となり、4ヵ月連続のプラスとなった。昨10月は、前年がコストアップ値上げ仮需の反動で74%に落ち込んでいた裏返しに、減税値下げを背景に発売された新製品群の好スタートが加わって159%と大きく伸長していたが、今10月も主要銘柄が揃って伸長、「キリン晴れ風」「サントリー生ビール」の続伸も加わり、高いハードルをクリアした。猛暑で鈍っていた飲食店需要も回復に向かったようだ。

 一方、昨年が増税値上げ仮需の直後で67%程度に落ち込んでいた新ジャンル(当時)は159%程度と高い伸び。プラスは25ヵ月ぶりで、各社の主要銘柄も大きく伸ばした。また、新ジャンルからの規格変更で嵩上げされ、昨10月に113%となっていた発泡酒も、大手主要銘柄の規格変更が続いたことで183%強、2ヵ月ぶりのプラスとなった。

 

▼以下略

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