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日刊食品通信
2024年11月1日

伊藤忠食品第2四半期、増収増益


GMS・SMやドラッグストア向け取り引きが拡大

 伊藤忠食品は10月31日、2024年度第2四半期決算を発表、増収増益となった(※数値別掲)。

 売上高は4.0%増、GMS・SMやドラッグストア向けの取引拡大、外食・業務用の好調、記録的猛暑や自然災害への対策等により飲料を中心に好調に推移。利益も増収による粗利の増加に加え、低重心経営徹底による経費改善等で営業利益15.2%増、経常利益は一過性の持分法投資利益の増加等で39.2%増、純利益は46.0%増となった。

 業態別では、百貨店とCVSが減収となったが、GMS・SMが取引拡大と販売価格の上昇等で4.5%増、ドラッグストアは取引先の店舗拡大などで9.1%増と好調に推移した。

 また注力しているデジタルサイネージは期中に設置店舗数1万店を超え、今後も効果の発揮に向けて積極的に推進していく。商品開発では、冷食のオリジナルブランド凍眠市場を活用した生酒とフルーツを展開、ラインアップ拡充と拡販を図った。

 質疑で岡本 均社長(写真)は、「トレンドだけでの増収増益ではない。営業が極力アグレッシブに取り組んだ結果である。店舗のデジタルサイネージが設置1万台を超えたが、これも直接売り上げには結びつかないが、得意先である小売業に寄り添い、メーカーとも結びつき、良い方向に進んでいくための手法である」などと語った。

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