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2024年10月25日
伊藤園、高齢化社会課題解決提案を推進
伊藤園は24日、高齢化社会の健康課題解決に向けた取り組みについての取材会を開き、業務用営業推進部業務用営業推進四課の久保田敦之課長(写真)が近年の取り組みと今後について話した。
業務用営業推進四課は、2021年に社内事業として4名で立ち上げられ、高齢者と介護をする人の困りごとを解決すべく、同社の強みを生かせる高齢者・病院介護の事業領域で取り組みをスタート。「同領域では利便性・簡便性が重要となる中、食品メーカーの果たす役割は大きい」(久保田課長)。22年に「とろり緑茶」を、23年に「玄米ミルク」を発売した。
久保田課長は、超高齢化社会での介護職人手不足や社会保障費・介護難民の増加などの問題点を挙げ、介護が必要になる要因に挙げられる認知症、脳血管疾患、骨折・転倒、高齢による衰弱(フレイル)等の中から「フレイルは我々が関われる部分ではないか」と指摘。フレイル予防に挙げられる要素の1つである“栄養”にフォーカス。「高齢期にカロリー摂取に関する考え方のギアチェンジが必要となるタイミングがあり、必要とされることが『エネルギー制限や塩分・脂肪抑制』から『適切なエネルギー、高たんぱく、高ビタミンDの摂取』となる」と説明。
▼以下略
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