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2016年11月2日
10月のビール類販売6%減と振るわず
天候不順と出荷日減
本紙が推定した10月のビール類販売実績は、国産メーカー大手4社計で前年同月比94.2%となった。天候不順や出荷日数減(▲1日)などを背景に2ヵ月連続で前年実績を割り込んだ。
ビールは同93.4%で2ヵ月連続のマイナス。一部に昨年新製品の反動も出ているが、サッポロは13ヵ月連続でプラス。新ジャンルは同97.2%で3ヵ月ぶりのマイナス。アサヒは14ヵ月連続のプラス。発泡酒は同89.4%、2ヵ月ぶりのマイナスだった。カテゴリー構成比はビールが49.2%(前年同月49.6%)、新ジャンルが36.9%(同35.7%)、発泡酒は14.0%(同14.7%)だった。
一方、1〜10月は3カテゴリー計で前年同期比97.9%と、9月時点から0.5ポイント後退した。ビールが同98.5%で0.6ポイント、新ジャンルが同99.0%で0.2ポイント、発泡酒は同93.4%で0.5ポイント、それぞれ後退した。サッポロのビールとアサヒの新ジャンルがプラスとなっている。
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