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日刊食品通信
2024年10月21日

1~9月のビール、全容器でプラス


新製品が上乗せし、缶は2ケタ増

 本紙が試算した1~9月の容器別ビール(単体)販売は、缶・びん・業務用樽ともに前年同期を上回り、とくに、新製品か上乗せした缶は2ケタの伸長をみせた。

 同期のビール販売は前年同期比106.5%(既報)。うち、缶は110.7%でビール計をけん引。夏場から飲食店需要の回復ペースが落ちているとはいえ、業務用樽とびんも、それぞれ100.3%、100.8%と、ともに実績をクリア。びんは中びんが103.8%とびん計の底上げに寄与し、缶は350mlが111%、500mlも110.1%と、ともに2ケタ伸びた。

 また、容器別構成比は、350ml缶が42.4%(前年同期40.6%)、500ml缶が18.1%(17.5%)、缶計では61.4%(59.1%)となったほか、びん計は9.7%(10.3%)、業務用樽は28.9%(30.6%)だった。

 一方、前年同期比が73.7%だった旧新ジャンルと、規格変更が相次いだことで106.9%となった発泡酒を加え、94.7%となったビール類としての容器別販売は、中びんが103.8%と唯一プラスになったびんが100.8%と実績をクリア。反面、缶と業務用樽は、それぞれ93.4%、99.4%と、ともに実績を下回った。

 なお、ビール類としての容器別構成比は、缶が78.2%(前年同期79.3%)、業務用樽が16.4%(15.7%)、びんは5.3%(5%)だった。

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