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日刊食品通信
2024年10月9日

9月の飲料市場4%減、累計は前年並み


稼働日減や残暑など影響

 2024年9月の清涼飲料市場は、数量ベースで前年比4%減(累計前年並み)となり、累計では前年実績を維持した。

 前年に比べて稼働日が1日少なかったことや、大型PETでは価格改定の影響が続くカテゴリーがみられたほか、秋冬向けの商材は残暑が影響した。また、10月からの一斉値上げを控えた月となったが、価格改定が断続的で珍しくない上に、メーカーごとの価格戦略が異なるために特需感は薄かった。

 コカ・コーラシステム=全体3%減(2%増)で、業界最大の業務用をはじめ多様な形態が奏功し市場を上回った(本紙推計)。

 サントリー=全体8%減(1%減)。ブランド別では「天然水」が4%減(4%増)で稼働日減が影響するも、「本体」では新容器の1LPETが好調。ほか、「きりっと果実」「レモンスカッシュ」が引き続き動いた。「BOSS」は8%減(6%減)。「伊右衛門」は15%減(4%減)で、パーソナルサイズでは「特茶」が引き続き順調な一方、「本体」大容量の価格改定の影響が続く。「GREEN DA・KA・RA」は、17%減(5%減)で、「やさしいルイボス」が好調を維持するも、「本体」「やさしい麦茶」は昨年実施した大容量価格改定の影響が続いている。ほか、特定保健用食品・機能性表示食品計は微減(7%増)となった。

 

▼以下略

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