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日刊食品通信
2024年9月17日

8月のアイス7%増、累計7%増(本紙調)


厳しい残暑で急伸、値上げ前仮需も

 8月のアイスクリーム販売実績は、7%増と好調だった(本紙調)。

 各地で記録的な高温を記録するなど月平均気温は全国的に高く、日本の平均気温の基準値(1991~20年の30年平均値)からの偏差は統計開始以降、2番目に高い値となった。これにともないアイスクリームの売り上げも伸長。下旬には9月の値上げを前にした仮需も発生。昨年同月も13%増とベースが高かったが、それをさらに上回った。各メーカーは品切れ回避のため主力品に生産をシフトしたほか、出荷調整など対策に追われたが、最需要期に向けた生産力強化も奏功し、大きな混乱は発生しなかった。

 なお、4~8月累計では7%増。8月単月の各社実績は次の通り。

 ロッテは10%増で市販用が10%増、業務用が12%増。主力ブランドの伸長に加え、色物フレーバーも好調。「クーリッシュ」が9%増で、うち“バニラ”が4%増、“ベルギーチョコレート”が94%増、“メロンソーダ”が昨年の3rdフレーバー比で34%増。「爽」は10%増で“バニラ”が1%減、“練乳いちご”が13%減、“冷凍みかん”が4%増、“濃い完熟巨峰”は昨年より発売日が早いが好調に推移「モナ王」が2%増で、ノベルティ“バニラ”が8%増、“宇治抹茶”が24%増、マルチが8%減。「ガーナ」が16%増。「レディーボーデン」が19%増で、パイントが10%増、ミニカップが40%増、マルチが16%増。「雪見だいふく」は36%増で“バニラ”が44%増、“ミニ雪見”が30%増。「ガーナ」が6%増。

 

▼以下略

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