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2024年9月10日
省力化・省人化で馬鈴しょ生産をサポート
カルビーポテト田崎社長、現況を語る
(北海道・幕別町)日本の農作物の大生産地、北海道で馬鈴しょの収穫が本格化する。国内生産量の80%強の181万9,000t(令和4年産・農水省調)を生産、そのうちポテトチップス、ポテトサラダ向けの加工用は57万8,500tに上る。加工食品、とりわけポテトチップスは北海道産の収穫状況により、来年春先までの生産・供給が決まる。しかし、近年は夏場の高温や局地的な豪雨など温暖化に伴う天候不住により、生産への影響が出ている。さらに、生産者の高齢化や、生産現場へも働き方改革が問われるようになり、IoTなどDX導入も急がれている。
カルビーグループは、年間で約37万tの加工用馬鈴しょを使用、そのうち北海道産で22~23万tを使用する国内最大のユーザー。生の馬鈴しょは期間限定で年間数万tの輸入が許可されているが、ポテトチップスはほぼ全量を国内産でまかなっている。スナック菓子最大手の取り組みについて、原料調達を一手にになうカルビーポテトの田崎一也社長(写真)に、今年の北海道加工用馬鈴しょの見通し、加工用馬鈴しょを取り巻く様々な問題について聞いた。
▼以下略
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