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日刊食品通信
2024年9月3日

今夏のビール販売3%伸びる


ビール類としては6%減

 本紙が推定した今夏(6~8月)のビール販売は、国産大手4社計で前夏比103.3%の約5,147万箱(ビール大びん換算、以下同じ)となった。営業日減が響いた6月は前年同月比96%弱となったが、7、8月がそれぞれ106%、108%弱となり、全体を押し上げた。ただ、一部には飲食店需要の鈍化を指摘する声もある。

 旧新ジャンルからの規格変更が続いた発泡酒も、7、8月の伸長がけん引して107.6%の約1,476万箱。一方、割高感と炎暑を背景としたRTDへの移行が進み、各月とも大きく減った旧新ジャンルは73.8%の約2,409万箱にとどまった。3カテゴリー計は93.9%の約9,032万箱。エコノミーカテゴリー(発泡酒と旧新ジャンル)の低調(今夏で83.8%)が下押しし、3ヵ月ともマイナスだった。また、今夏のカテゴリー構成比は、ビールが57%(前夏51.8%)、発泡酒が16.3%(14.3%)、旧新ジャンルは26.7%(34%)だった。

 なお、各カテゴリーの19年夏対比は、ビールが97.6%、発泡酒が119.6%、旧新ジャンルは56.3%(エコノミーカテゴリー70.5%)、3カテゴリー計は83.7%となっている。

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