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日刊食品通信
2024年8月29日

ダイドーGHD上半期、海外事業がけん引


国内飲料事業減収減益も自販機台数増加

 (大阪)ダイドーグループホールディングスは27日、2025年1月期第2四半期決算を発表(昨報)。髙松富也社長は「増収減益で第2四半期として過去最高売上高。海外飲料事業がトルコ飲料事業の躍進と、2月にポーランド子会社を買収したことにより大幅な増収増益となった。主力の国内飲料事業は、昨年11月に実施した価格改定の影響などにより販売数量が減少、利益面ではサプリメント通販への積極的な広告投資やスマートオペレーション関連の費用を含む各種コストが増加した。一方、自販機の稼働台数の大幅な増加を達成し、成長基盤を着実に整えることができた上期だった。国内飲料事業は通期でも減収減益の予想だが、自販機台数のさらなる増加とともに、自販機1台当たりの売上高を高めるため、一部商品の値下げをはじめ各種施策を行うことで減益幅の縮小を図る」とした。セグメント別では、医薬品関連事業は医薬部外品パウチが好調、食品事業(たらみ)は年間を通じて気候が温暖となるなかカップゼリーの露出が増えたことで好調に推移し、それぞれ増収増益だった。

 国内飲料事業は他社に先行して価格改定を実施したことや、春先の天候不順の影響を受け、売上高・販売数量ともに減少。単価は改善し、原材料価格等が継続して高騰するなか従来の粗利率近くまで回復してきたが、自販機販売数量低迷の影響は他社よりも大きく受けている。上半期にロケーションごとに試験的な値下げを行い、値下げによる回復も一部見られたことから、8月から「絶品」2品の値下げを実施。

 

▼以下略

 

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