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菓子インバウンド、年間3,000億円を視野に
7月訪日外国人、過去最高の329万2,500人
日本政府観光局(JNTO)が21日発表した2024年7月の訪日外客数は329万2,500人、前年同月比141.9%と5ヵ月連続で300万人を突破し過去最高を記録した。東アジアや欧州など学校休暇により訪日需要の高まりがみられ、前月から大きく拡大したほか、引き続き、東アジアでは台湾、東南アジアではフィリピン、欧米豪・中東地域では米国などで訪⽇外客数が増加したことが、押し上げ要因となった。なお、7月までの累計は、2,106万9,900人、161.7%と過去最高を記録した19年の3,188万2,049人を超え、3,600万人ペースで推移している。
本紙が推計した2024年4~6月の訪日外国人菓子消費金額は725億5,816万円、前年同期比160.7%、19年同期比で149.5%と四半期では過去最高を更新した1~3月期677億7,688万円を大幅に上回った。1~6月では1,403億3,505万円、前期比174.5%、19年比150.5%と、年間では3,000億円到達の可能性も出てきている。
23地域のうち、韓国、台湾、香港、シンガポール、インドネシア、フィリピン、ベトナム、インド、オーストラリア、アメリカ、カナダ、メキシコ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、北欧地域、中東地域の19地域が7月として過去最高を記録したほか、香港、メキシコは単月での過去最高となった。
地域別・国別は、東アジアは、韓国75万7,700人(前年同月比120.9%)、中国77万7,700人(147.8%)、台湾57万1,700人(135.4%)、香港27万9,100人(129.0%)。東南アジアは、タイ5万3,500人(107.8%)、シンガポール2万8,100人(111.0%)。
▼以下略
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