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2016年10月27日
FC売上高24.6兆円、6年連続プラス成長
小売は順調に拡大も外食はマイナス
日本フランチャイズチェーン協会は25日、「2015年度フランチャイズチェーン統計調査」の結果を発表した。チェーン数、店舗数、売上高ともに伸び率は前年より鈍化したが、着実に成長していることが明らかになった。同年度の国内FC数は1,329チェーンで、前年度比8チェーン増加し6年連続、総店舗数は26万992店、0.7%増(1,868店増)で7年連続、売上高は24兆5,945億円、1.9%増(4,608億円増)で6年連続、それぞれプラス成長となった。
業種別にみると、小売業は1チェーン増、店舗数1.6%増、売上高3.0%増とそれぞれ伸長。うちCVSはチェーン数は変わらないが、店舗数は大手チェーンの積極的な出店により2.3%増(1,278店増)と小売全体を押し上げた。カウンターコーヒーをはじめとしたファーストフードやチルド惣菜の強化等が奏功。一方、外食業は7チェーン増加したが、店舗数0.6%減(362店減)、売上高1.1%減(465億円減)と4年ぶりに減少した。「持ち帰り弁当・寿司」はSMやCVSが商品開発を強化したことで競争が激化し、店舗数1.5%減、売上高2.8%減。「ハンバーガー」は既存店の閉店で店舗数3.3%減、大型チェーンの売上回復の遅れが影響し売上高は10.3%の2ケタ減と厳しい結果となった。「コーヒーショップ」に含まれる喫茶店は、持ち帰り需要を取り込むCVSのカウンターコーヒーとのすみ分けを行うことで売上高は0.3%とわずかながら増加。
▼以下略
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