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日刊食品通信
2024年8月6日

7月のRTD販売108%強と再び増勢に


累計も上期から0.4ポイント上向く

 本紙が推定した7月のRTD販売実績は、主要6社計※で前年同月比108%強と、微減となった前月から一転、再び増勢となった。前月とは逆に出荷日が増えたのも一因だが、高温も相俟って、ビール系旧新ジャンルからの消費移行が続く中、チューハイ系、ウイスキーハイボールともに伸長、新製品群も上乗せした。(※サントリー、キリンビール、アサヒビール、宝酒造、サッポロビール、合同酒精)

 サントリーは、「-196」の無糖と「タコハイ」が急伸。ウイスキーハイボール群や「翠ジンソーダ」も2ケタ伸長。キリンは、「氷結®」スタンダードや、「本搾り」「麒麟特製サワー」が2ケタ伸びた。アサヒは「GINON」が着実に間口を拡げ、「贅沢搾り」もプラス。ほか、宝の「焼酎ハイボール」、サッポロの「濃いめ」ブランド、「男梅サワー」も好調に推移した。

 上位20銘柄計(ブランド計除く単体)の構成比は79%、前年同月比は115%。価格帯構成は、スタンダードが94%(前年同月96%)、プレミアムが6%(4%)。前年同月比は同順で112%、190%だった。

 一方、度数別構成比は、アル分7%以上の高アルコールが35%(前年同月34%)、4~6%のミドルが31%(27%)、3%以下の低アルが5%(8%)、その他(複数度数にまたがる銘柄)は28%(31%)だった。度数別の前年同月比は、同順で118%、134%、73%、106%となっている。

 1~7月累計は6社計で前年同期比105%強。6月時点から0.4ポイント程度上向いた。チューハイ系が5%、ハイボールは10%、それぞれ伸長している。

 

▼以下略

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