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2016年10月26日
キー「リプトン」、20年までに倍増目指す
柴田社長、経緯や今後の戦略を語る
キーコーヒーの柴田 裕代表取締役社長(写真左)らは24日、2017年3月から取り扱いを開始する「リプトン」紅茶について、経緯や今後の戦略について明らかにした。同社の販売ルートや営業力を活かし、100周年を迎える20年までに倍増(80億円)の売り上げを目指す。柴田社長は今回の経緯について、「主力のコーヒー事業に加えもう一つの柱を探していた。弊社から働きかけ、契約に至った。コーヒーと紅茶は親和性があり、シナジー効果も期待できる。人材育成の成果である営業力や流通への強みを活かし、ブランドを成長させたい」と話した。
来年3月から国内の販売総代理店として、ユニリーバ・ジャパン社「リプトン」家庭用製品27品の販売を担う。流通の営業力を活かした営業の生産性アップ、紅茶を加えた販売力を上げることでより営業を強化、新しい提案などで紅茶市場の活性化を図る。政策は、①主力の「イエローラベル」の全国配荷を徹底②「サー・トーマス・リプトン」ブランドの強化 ③百貨店やギフトの展開—の3つを柱に進めていく。「イエローラベル」はシェアも高いが、「地域により強弱があることから、『キーコーヒー』『リプトン』それぞれの商品ルートを活用し販路の拡大を図る。ギフトは、コーヒーと紅茶の詰め合わせや『リプトン』だけのギフトなどを検討していきたい」(小澤信宏取締役常務執行役員・同右)。
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