日刊食品通信 記事詳細
バックナンバーへ
![日刊食品通信 日刊食品通信](https://www.nikkankeizai.co.jp/images/publication/daily-news/default.gif)
2024年7月29日
23年ベビーフード加工食品、金額で0.3%増
在宅ワーク浸透し、男性育児参加増も影響
日本ベビーフード協議会はこのほど、2023年ベビーフード生産統計を発表。ベビー加工食品合計では、金額ベースで前年比0.3%増の460億5,386万円、重量ベースでは6.7%減の3万5,505tとなった。コロナ感染症が5類に移行したことで外出機会が増加。携帯しやすい主食やおかずタイプの成型容器が伸長。在宅ワークの浸透に伴い男性の育児参加が増加、利便性や簡便性に優れたベビーフードの利用が増えたと見込まれる。このうち、ベビーフードは金額で1.3%増の326億7,632万円、重量は3.1%減の1万5,296tとなった。金額ベースでは、詰め合わせ、デザート、主食タイプがプラスに。特に詰め合わせは金額で13.9%増、重量で9.2%増と最も伸長し、外食機会の増加および家庭での利用頻度が増えたことが要因と推察される。また、ベビー飲料は金額で3.3%減、重量で9.3%減と減少。おやつは金額で0.3%増、重量では7.6%減となった。
ベビーフードを品目別でみると、主食はドライタイプが金額で2.8%減、重量ベースで8.3%減、ウェットタイプは1.6%増、4.2%減、合計で1.1%増、4.4%減となった。おかず・スープはドライは金額が5.1%減、重量は6.5%減、ウェットは3.4%減、9.1%減、合計で3.6%減、9.1%減。素材はドライが金額で6.5%減、重量3%減、ウェットは7.9%減、17.8%減、合計で7%減、13.1%減となった。だし・ソースは合計で金額は12.3%減、重量は14.2%減。デザートは合計で13.9%増、1.6%増となった。詰め合わせは合計で金額で13.9%増、重量で9.2%増となった。
サービスのお申し込みにつきましては、お電話またはフォームよりお願い致します
- お申し込みにつきましては、弊社が受信確認後、お客様にご確認事項を通知してから、書籍とご請求書を郵送致します。
- 電子版、紙版どちらも下記よりお申し込みになれます。