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日刊食品通信
2024年7月22日

6月のアイス、7%増(本紙調)


既存ブランドが伸長。一部で早期終売も

 6月のアイスクリーム販売実績は、7%程度前年を上回った(本紙調)。

 6月の平均気温は、17ヵ月連続で平年を上回り、12日には福島県で今年全国初となる猛暑日を観測。14日には全国418地点で真夏日となった。梅雨入りが遅れ、晴れた日が多かったことも、気温の上昇に寄与した。6月のアイスクリーム商況は天候の後押しもあって既存ブランドを中心に伸長。一部では新商品の早期終売も発生した。4-6月累計は9%増。6月の各社実績は次の通り。

 ロッテは1%増で、うち市販用が2%増、業務用は前年並み。「クーリッシュ」が3%増で、主力の“バニラ”が2%増、“ベルギーチョコレート”が9%減、“カルピス”が25%減。“グリーン ストロベリー”の初動も想定通り。「爽」は4%減で、“バニラ”が13%減、“練乳いちご”は19%減、“冷凍みかん”は25%減。“黄桃白桃ヨーグルト”は12%減。「モナ王」は13%増で、ノベルティ“バニラ”が17%増、“宇治抹茶”が49%増。マルチは1%増。「レディーボーデン」は4%減でパイントが8%減、マルチが5%減。ミニカップが3%増。「雪見だいふく」は10%減で、“バニラ”が16%増、“ミニ”が4%増。ブランド全体のマイナスはその他商品の前年実績が高かったため。「ガーナ」は36%増。昨年4割増だった「ハーシー」は反動で19%減。「バニラバー」は10%減。「ドール」は1%増。「カルピス」は55%増。

 森永乳業は2%増。「パルム」は12%増でノベルティチョコが14%増、マルチチョコが26%増、フレーバーが15%増と好調。全体が低めなのはジェラートの発売月ズレのため。

 

▼6面に続く

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