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日刊食品通信
2024年7月19日

6月の発酵乳、前年並みで着地(本紙調)


発酵乳の「菌」の特徴発信する取組進む

 本紙調べによる6月の発酵乳実績は、金額ベース合計で前年並みを見込む。カテゴリー別では、ハードは3%減、ソフトは2%減、プレーンは10%増、ドリンクは5%減を見込む。

 プレーンタイプは、容量および価格の値ごろ感が支持され継続伸長。各社がそれぞれの発酵乳に含まれる「菌」の特徴を発信し、商品への理解浸透を図る動きが一段と進んでいる。ドリンクタイプは、機能性タイプの不振や他カテゴリーとの競合もあり前年割れとなった。

 下期に向けて、さらにギアを入れて各社が商品訴求に動くとみられ、この動きが発酵乳市場再活性化の起爆剤となることを期待したい。

 明治は本紙推定で微減。「ブルガリア」は2~3%増。このうち「プレーン」は7~8%増、4連は4%増。「テトラトップ」シリーズは前年割れ。「R-1」ドリンクタイプは「The GOLD」がプラスオンしたこともあり1%増で着地。「脂肪対策ヨーグルト」は微減で着地。「V1ヨーグルト」は計画未達。「ザバス」ヨーグルトは個食は前年を割ったものの、ドリンクタイプは2ケタ増と引き続き好調。

 雪印メグミルクは本紙推定で2%増。「恵」ブランドはプレーンは6%増と好調。4Pは20%増。「ガセリ」はトータルで前年割れ。「ビフィズス菌」は微減。「牧場の朝」は5%増で推移。「毎日骨太」シリーズのドリンクタイプは13%増となった。「Feドリンク」は11%増と2ケタ継続。「乳酸菌ヘルベ」は前年割れとなった。

 

▼以下略

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