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日刊食品通信
2024年7月9日

上期飲料市場0.5%増、カテゴリー別では明暗


猛暑確実も物流課題に直面

 2024年上期(1~6月累計)の清涼飲料実績は、数量ベースで前年比0.5%増となった。6月単月は前年よりも稼働日が短い影響もあり3%減。新型コロナ感染症の5類移行による人流回復の恩恵は続いたが、断続的な値上げ、社会全体の物価高で伸び切らない結果に。

 カテゴリー別では「財布の紐が固く、生活必需品が優先されている」(業界関係者)との見方があり、ミネラルウォーターがプラス。一方で嗜好性の高いコーヒー飲料は不調なブランドが多かったが、23年5月からのSOT缶値上げ、暖冬もマイナス要因となっている。また、緑茶飲料は各メーカーがフルリニューアル、大型プロモーションに踏み切ったが、ブランドごとでは明暗が分かれ、全体としてはまずまずといったところ。立て直しの背景となったPBの拡大やミネラルウォーターへのユーザー流出に歯止めがかかったとは言い難い。

 

▼以下略

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