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2024年6月19日
5月のアイス商況8%増(本紙調)
今期累計11%増、活況で最需要期へ
本紙が集計した5月のアイスクリーム商況は、前年同期を8%程度上回った。
5月の平均気温は16ヵ月連続で平年を上回った。東京都心では5月として最長となる10日連続の夏日を観測。人流回復も後押しとなり、昨年実績が11%増と高かったが、それをさらに上回る活況だった。4月からの累計は11%増。新商品や販促効果にも手応えを感じる中、アイスクリームは最需要期を迎えている。
なお、江崎グリコは6月に価格改定を実施しており、同社の定番品価格は160円から170円に上昇。他社も秋季に向けて追随するとみられ、ロッテは18日、9月から実施する価格改定を発表した(別掲)。
ロッテは6%増で市販用が5%増、業務用が11%増。「クーリッシュ」が1%減で、“バニラ”が1%減、“ベルギーチョコ”が32%増、“カルピス”が5%増、“キウイ”が3%減。“Green ストロベリー”は計画クリア。「爽」が8%減で、“バニラ”が8%減、“練乳いちご”が34%減、“3rdフレーバー(ソーダフロート・冷凍みかん)”が86%増、“4rdフレーバー(白桃ヨーグルト)”が56%減。「モナ王」が3%増で、“バニラ”が1%増、“宇治抹茶”が16%増、“マルチ”が10%増。「雪見だいふく」が45%増で、“バニラ”が6%増、“ミニ雪見”が16%増。“もちもちカリカリ”も好調。「レディーボーデン」が12%増で、パイントが14%増、ミニカップが24%増、マルチが1%増。「ガーナ」が16%増。「バニラバー」が11%減。「ハーシー」が12%増。「ドール」が1%増。「カルピス」が33%増。
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