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2024年6月18日
冷食協の出倉新専務理事、抱負を語る
日本冷凍食品協会は17日、冷凍食品記者クラブの定例会見を行い、5月22日の総会で就任した出倉功一専務理事(写真右)が抱負を語った。
「情報交流しながら業界の役に立てるよう努めていきたい。設立から55周年の歴史ある協会。前任の木村 均専務理事は約20年近く任務された。前半の10年は冷凍食品は知名度はあったが、事件や事故が起こったことで安全性の問題などで消費者の疑心暗鬼を招いた。これらの改善に尽力をいただいた。後半の10年は冷凍食品の今後に向けた前向きなステージに立ち協会の役割も変わってきた。コロナ禍を機に冷凍食品は一歩ステージが上がった。協会として何ができるかが重要と考えている」。
木村 均前専務理事(現顧問・同左)は退任あいさつ。「2005年5月に専務理事に就任してから19年と1ヵ月。最初の10年は残留農薬問題や食品事件などで冷凍食品の安全性への信頼が揺らいだ。消費者団体やメディアを中国の工場へ視察ツアーを組んだりして信頼回復に努めた。後半の10年は冷凍食品の評価が高まってきたことで消費者に価値を伝えることに比重を置いた。業務用冷凍食品の認知向上にも注力した。こうしたことで業界に少しでも貢献できたのであればうれしい」と振り返った。
▼以下略
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