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日刊食品通信
2024年6月13日

5月の流通菓子出荷、5%増(本紙調)


板チョコ、価格改定後も好調続く

 日刊経済通信社推計による2024年5月の流通菓子出荷実績(金額ベース)は、5カテゴリー(チョコレート・ビスケット・キャンディ・スナック菓子・チューインガム)合計で前年同月比105%と8ヵ月連続で前年を上回った。前半のゴールデンウィークでの月末在庫消化が順調だったことから、GW後の発注が伸び2週目まで2ケタ近い実績となった。特に、行楽需要が増えたことでポケット商品や小袋パウチが伸長。一部小袋パウチ商品は品薄になるなど予想を大きく上回った。そのため、4月同様に、人気定番商品の生産に集中するため発売予定の期間限定品やサブフレーバーの販売を休止するなど、“定番集中”で品薄回避に対応したようだ。

 品目別では、チョコレートが前月に続きソリッド系が好調で、板チョコの勢いが持続。ナッツ系も小袋パウチが好調でボックスタイプとともに伸長した。チョコスナックは大袋商品が店頭売価が上昇により特売が減少したものの、ポケット商品や小袋パウチが伸長。ビスケットは、ソフトビスケット、クラッカーが堅調、半生は大袋・ファミリーパックが特売減少で影響。キャンディはグミ、ソフトキャンディが大きくけん引している。

 本紙が推計したカテゴリー別推計値は、チョコレートが合計で106%と推定。ソリッドチョコは106%、そのうちハイカカオ・機能性チョコは104%。センターアソートは108%。ナッツチョコは108%。チョコスナックは104%。大袋は100%。小粒・子どもチョコは105%。

 ビスケットは合計で105%と推定。ハードビスケット102%、ソフトビスケット108%、クラッカー102%、半生ケーキ102%、大袋95%。

 

▼以下略

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