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日刊食品通信
2024年6月10日

井上キリンBV社長、実行伴うCSVを強調


プラズマ乳酸菌飲料、1,000万箱の大台へ

 3月に就任したキリンビバレッジの井上一弘社長(写真)は、7日の「午後の紅茶」戦略発表会で引き続きCSV経営に取り組む姿勢を示したが、一方で「より実行に移す」と意気込みを語った。

 同社は吉村透留前社長のもと、キリングループが掲げるCSV経営を推進。「午後の紅茶」での茶葉生産地・被災地支援、無糖製品による健康需要対応、「生茶」での環境配慮容器など各主要ブランドのパーパス(存在意義)を明確にし、それの具現化に取り組んできた。新カテゴリーの創造にも注力し、24年のプラズマ乳酸菌飲料は1,000万箱の大台に到達する計画だ。

 井上社長はこれらの実績に触れて「人口減少で消費量が伸びにくいなか、最適な方向性だ」とし、続けて「吉村前社長らがCSV経営の土台をより強固にした。我々は思い切って実行できる」と強調。また、社内の士気が上がっていることも明かし「現場からは『もっとやれる』との声が伝わってくる。ボトムアップもより積極的にしようと考えている」と述べた。

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