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2016年10月20日
9月の飲料用PET生産量、10%増と大幅増
全カテゴリーで前年上回る
本紙が調査した9月の飲料用PETボトル生産量(小型+大型)は1億1,980万箱、前年比10.2%増と大幅増となった。容器別では小型PETが6,440万箱で13.4%増、大型が5,540万箱で6.7%増とともにプラスで着地した。
好調の要因としては、①清涼飲料市場が、9月上旬の気温が前年に比べ4度程高かったことに加え、前年低ベースの反動などもあり7.5%増加 ②PET全体で7割近くを占める茶系飲料、炭酸飲料、ミネラルウォーター用PETがいずれもプラスで推移し、特に炭酸飲料用PETが約3割増と好調だった ③上記以外でも前年割れを記録したカテゴリーはなく、そのなかでもスポーツ飲料、コーヒー飲料用PETが2ケタ増を達成したことなどによる。
種類別生産量(小型+大型)は、茶系飲料用が4,330万箱(前年比5.6%増)、炭酸飲料用が2,090万箱(25.1%増)、ミネラルウォーター用も大型PETでマイナスとなったものの小型で2ケタ増を達成し2,520万箱(2.0%増)。スポーツ飲料用は750万箱(17.2%)、コーヒー飲料用も670万箱(48.9%増)でともに2ケタ増。果汁飲料用も特に大型PETが好調で550万箱(7.8%増)。ほか、紅茶飲料用は600万箱(前年並み)、野菜飲料用も200万箱(前年並み)となった。
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