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2024年6月5日
23年度ミツカンG、過去最高売上高を更新
経常利益は3年ぶりの増益
ミツカングループは4日、「2023年度ミツカングループ決算概要」についての記者会見を都内で実施。中埜裕子ミツカングループ副CEO Mizkan Holdings代表取締役社長(写真)らが出席し、決算概要や今後の方針などについて説明した。
23年度(3~2月)の業績は、売上高3,001億円(前年同期比11.2%増)、経常利益120億円(158.8%増)、償却前営業利益(EBITDA)343億円(39.1%増)と増収増益での着地。売上高は2年連続での増収となり過去最高を更新。経常利益は、3年ぶりの増益となった。これについて中埜社長は、「北米で食酢の工場再編、収益改善などを行った。また、コロナ中に米国で発生したサプライチェーンの問題で学びを得ることができた。その学びを原材料等の資材調達を含め、数字の部分で改善してきたことが大きいのではないか。ZENB事業についても、直近5年間の中計でマーケティング投資、先行投資を行ったことで認知度が向上し、購買につながっている。このように、前回の中計でやってきたことが数字に表れてきた。24年度から新中計が開始しているが、気持ちのいいスタートを切ることができたと感じている」などと語った。
エリア別の売上高は、日本+アジア事業が1,169億円(3.9%増)と3年ぶりの増収。また、北米事業が1,607億円(14.8%増)、欧州事業が224億円(28.2%増)となっており、これらは為替影響を除いても増収となっている。23年度の海外売上高比率は61.5%。
▼以下略
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