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日刊食品通信
2024年6月3日

アレンジコーヒー飲料が増加傾向


果汁、紅茶など様々に模索

 清涼飲料業界では、アレンジしたコーヒー飲料が増えている。

 コーヒー飲料市場は、缶でスタンダード(ミルク、糖入り)、微糖、ブラック無糖が定番化。続けて17年のサントリー食品インターナショナル「クラフトボス」が引き金となり、パーソナルPETボトルでカフェラテも確立された。近年はブランドによってミルク入り無糖も主力の一つだ。一方で王道的な需要の開拓は終わりつつあり、各メーカーは新たな提案を模索している。

 シェアトップ2のコカ・コーラシステム「ジョージア」、サントリー食品インターナショナル「ボス」は“果汁”に商機を見出そうとしている。爽やかで止渇性を強めた“フルーティーコーヒー”は台湾やタイなどでは多く飲まれ、亜熱帯化しつつある日本でも需要はあるかもしれない。コカ・コーラシステムは「普段コーヒー飲料をあまり飲まない消費者に提案」と、新規ユーザー獲得による市場の底上げを狙っているようだ。4月に発売した「ジョージア フルーティーカフェ」は、沖縄県産パイナップルなどを使用したトロピカルブレンドで、スッキリとゴクゴク飲みやすい味わい。6月に発売される「クラフトボス サニーコーヒー」はレモネードのような味覚だが、使用する果汁が9%と前者の3%よりも多く、差別化を図っている。

 

▼以下略

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