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日刊食品通信
2016年10月19日

オタフクの前9月期、増収増益を達成


今期は9社連結で250億円超を見込む

 (広島)オタフクソースの前9月期の業績は主力のソースをはじめ全カテゴリーで前年の実績を上回り、増収増益で着地した。今期は事業の縦軸に“Healthy”(健康)を据え、“消費者への感度と即応力”を高める。広島市内のホテルで17日に開かれた「2016年度お多福グループ近況報告会」の席上、佐々木直義社長(写真)が業績と今期の方針を発表。報告会には仕入先企業など約380名が出席した。

 オタフクソースの売上高は227億9,500万円、前年比2.9%増、経常利益は9億1,000万円、同51%増と大幅に伸長。ソースが約136億円(前年比2%増)、食酢27億円(3%増)、関連材料42.7億円(3%増)、たれ15.3億円(7%増)、その他6.6億円(12%増)。支店、部門別では海外事業が約8億円、21%増と大きく伸びた。家庭用はお好みソースなどの主力品が復調傾向に転じ、関連商材が伸長を継続、店頭強化の取り組みが功を奏した。業務用は惣菜、コンビニ関連が好調、新製法による新たな価値提案や少量多品種のニーズに対応、在庫の削減などで利益の増加に結びつけた。お好みフーズ、お多福醸造、ユニオンソース、オタフクHDを加えた5社連結の売上高は236億円、前年比2.8%増、経常利益は10.9億円。

 昨年10月に就任した佐々木社長は「現場が力を発揮できるような体制をつくろうと、この1年間やってきたが、業績は何とか及第点がとれた」と総括。

 

▼以下略

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