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日刊食品通信
2024年5月22日

4月のアイス商況、14%増(本紙調)


各地で真夏日、定番品のリニューアル効果も

 本紙が集計した4月のアイスクリーム市場は、前年同月を14%程度上回った。

 気象庁によると、4月の日本の平均気温の基準値(1991~2020年の30年平均値)からの偏差は+2.76℃で、統計開始以降、最も高い値となった。下旬には広い範囲で30℃以上の真夏日を観測するなど、各地で高温の記録を更新。さらにアイスクリーム各社は積極的な新商品投入や販促を展開。定番品のリニューアルも奏功した。

 ロッテは15%増で市販用が15%増、業務用が19%増。クーリッシュ・雪見だいふくを中心に伸長し、特にクーリッシュは外出需要の高まりでワンハンド形態が好評。雪見だいふくは昨年度下期の好調要因である“生雪見”や“白い恋人”とのコラボから定番品の好調を持続している。「クーリッシュ」が26%増で“バニラ”が25%増、“ベルギーチョコ”が24%増、“カルピス”が8%増、“キウイ”が28%増。“Green ストロベリー”も堅調で、定番品や季節品とは異なり、長い目で育てていくカテゴリーとして推進。「爽」が4%増で、“バニラ”が21%増、“練乳いちご”が12%増、“黄桃”が1%増、“ソーダフロート”が9%減。「モナ王」が7%増で、“バニラ”が4%減、“宇治抹茶”が14%増、“マルチ”が13%増。が「雪見だいふく」が20%増で、“バニラ”が58%増、“もちもちカリカリ”が15%減、“ミニ雪見”が28%増。「レディーボーデン」が39%増で、パイントが34%増、ミニカップが68%増、マルチが24%増。「ガーナ」が17%増。「バニラバー」が2%増。「ハーシー」が6%減。「ドール」が6%増。「カルピス」が49%増。

 

▼以下略

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