日刊食品通信 記事詳細
バックナンバーへ
![日刊食品通信 日刊食品通信](https://www.nikkankeizai.co.jp/images/publication/daily-news/default.gif)
2024年5月16日
4月流通菓子出荷5%増、ポケット品が寄与
各社主力品へ集中生産するも一部品薄に
日刊経済通信社がまとめた2024年4月の流通菓子出荷実績(金額ベース)は、5カテゴリー(チョコレート・ビスケット・キャンディ・スナック菓子・チューインガム)合計で前年同月比105%と7ヵ月連続で前年を上回った。春の行楽シーズンを迎え、ポケット商品、小袋パウチなど携帯しやすい商品の荷動きが好調。各社とも定番品が好調で品薄が続いており、春季限定品やサブブランドなど期間限定品の発売を中止し、主力アイテムに生産を集約する動きがみられた。
月前半は、初旬から在庫消化が順調で、1週、2週目での発注が2ケタ増となったメーカーも出るなど好調に推移。週末が好天に恵まれたこともあり、店頭販売が順調で、翌週頭の発注につながっているようだ。中旬から下旬にかけても荷動きは順調で、ゴールデンウィークを前にスナック菓子、チョコスナック、ビスケットの特売も増え、売上増に寄与した。
品目別では、チョコレートが前月に続きソリッド系が好調、やや苦戦していたナッツ系も回復の兆しが見られた。チョコスナックは定番品中心の動き。ビスケットは、ソフトビスケット、クラッカーが堅調、半生は大袋・ファミリーパックの苦戦が影響。キャンディはグミ、ソフトキャンディが大きくけん引している。
本紙が推計したカテゴリー別推計値は、チョコレートが合計で105%と推定。ソリッドチョコは106%、そのうちハイカカオ・機能性チョコは102%。センターアソートは103%。ナッツチョコは108%。チョコスナックは105%。大袋は95%。小粒・子どもチョコは106%。
▼以下略
サービスのお申し込みにつきましては、お電話またはフォームよりお願い致します
- お申し込みにつきましては、弊社が受信確認後、お客様にご確認事項を通知してから、書籍とご請求書を郵送致します。
- 電子版、紙版どちらも下記よりお申し込みになれます。