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日刊食品通信
2024年5月13日

4月清涼飲料市場、3%増


 2024年4月の清涼飲料市場は、数量ベースで3%増(累計1%増)となった。

 天候面では気温が高かった一方で、降水量の多さや日照時間の短さなどマイナス要因があったものの、炭酸や水などが動いたほか、業務用の回復などが後押し。定番品に加え、新商品やリニューアルによる寄与も目立った。コーヒーは、天候要因のほか、前年同月に起こったSOT缶製品価格改定前仮需の反動と改定後の影響が続いた。各社概況は以下の通り。

 コカ・コーラシステム=全体1%増(前年並み)。暑さが追い風になり連年でのプラス。回復する業務用はトップシェアのため、その寄与は大きい(本紙推計)。

 サントリー=全体1%増(1%増)。「サントリー天然水」は6%増(6%増)で、ブランド総合活動により「本体」550mlPETを中心に引き続き好調。加えて、「フルーツスパーク」「きりっと果実 オレンジ&マンゴー」「同 ピングレ&マスカット」が寄与した。「BOSS」は8%減(8%減)で、昨年5月からのSOT缶の価格改定の影響が続いた。「伊右衛門」は4%減(3%増)となっており、大容量での価格改定の影響を受けた。パーソナルサイズでは「本体」はリニューアル効果で回復傾向にあり、「濃い味」「特茶」の増分も寄与しているという。「GREEN DA・KA・RA」は10%増(1%増)と好調で、「本体」「やさしい麦茶」のリニューアル活動に加え「やさしいルイボス」が好調。ほか、「特定保健用食品・機能性表示食品」計は5%増(10%増)で、中でも「特茶」が好調を維持している。

 

▼以下略

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