日刊食品通信 記事詳細

バック
ナンバーへ
日刊食品通信
2024年5月8日

4月のRTD販売、8%の増勢に転じる


天候もプラスに作用(6社計)

 本紙が推計した4月のRTD販売実績は、主要6社計※で前年同月比108%となった。6社すべてがプラスで、低温や雨天で半年ぶりのマイナス(93%)となった3月から一転、2ヵ月ぶりのプラスとなった。寒暖差は大きかったものの、初夏を思わせる日もあるなど天候にも恵まれ、アウトドア需要も広がったようだ。(※サントリー、キリンビール、アサヒビール、宝酒造、サッポロビール、合同酒精)

 大幅に伸ばした無糖シリーズがけん引したキリン「氷結®」とサントリー「-196」が順調に伸長。サントリー「こだわり酒場」ブランドも「タコハイ」が底上げして拡大、宝「焼酎ハイボール」やサントリー「角ハイボール」、サントリー「翠ジンソーダ」などは2ケタ増となった。

 上位20銘柄計の構成比は83%、前年同月比は111%。価格帯構成比は、スタンダードが85%(前年同月87%)、プレミアム15%(13%)。前年比は同順で110%、123%だった。一方、度数別構成比は、アル分7%以上の高アルが43%(前年同月43%)、4~6%のミドルが25%(24%)、3%以下の低アルは7%(8%)、その他(複数度数にまたがる銘柄)25%(25%)だった。度数別前年同月比は同順で、112%、119%、89%、111%。

 1~4月累計は6社計で前年同期比105%。うち5社がプラスとなっている。同様に、キリン「氷結®」とサントリー「-196」が無糖シリーズの高伸長にけん引されて2ケタ増。「タコハイ」効果でサントリー「こだわり酒場」も2ケタ増となっている。

▼以下略

サービスのお申し込みにつきましては、お電話またはフォームよりお願い致します

  • お申し込みにつきましては、弊社が受信確認後、お客様にご確認事項を通知してから、書籍とご請求書を郵送致します。
  • 電子版、紙版どちらも下記よりお申し込みになれます。
ホームページからのお申し込みフォーム

電話からの
お申し込みはこちら

バックナンバーへ

媒体紹介へ