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日刊食品通信
2016年10月14日

9月の中京・関西酒類市場


中京 天候要因で全般に低調

 (名古屋)中京の9月の酒類市場は、ビール類が前年を割った。天候要因も大きく影響。気温は高めに推移したが、秋雨前線や台風の影響で雨が多かった。ビール本体が前年割れの苦戦。新ジャンルは微減ペースだが、印間に明暗。業務用(樽)も実績割れ、天候が客足にブレーキ。

 

 清酒は営業日1日多いも全般に低調。大半の銘柄が実績割れ。気温が高く、雨が多く消費に逆風。業務用も悪い。洋酒はウイスキーが国産、輸入とも堅調、増勢ペースを維持。ただ一部銘柄では原酒枯渇の影響が続く。ワインは国産、輸入とも低調。小幅ながら実績割れペース。

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