日刊食品通信 記事詳細

バック
ナンバーへ
日刊食品通信
2016年10月11日

9月の流通菓子出荷、1%増(本紙調)


ハロウィン向け一部商品完売も

  日刊経済通信社調べによる9月の流通菓子出荷実績(金額ベース)は、合計で101%となったようだ。チョコレートを中心とした秋季新商品の発売が上旬より始まったが、台風による天候不順、気温が高かったことで初動は鈍かったももの、ハロウィン向け商品の出荷が本格化、例年に比べ投入商品が増え、一部商品は9月中旬には完売するなど好調で、秋季新商品のマイナスをカバーする結果となった。

 チョレートは合計で106%と推定。ソリッドチョコは130%の大幅伸長に。前年7月価格改定の板主力品が一巡したことに加え、好調が続く高カカオチョコが既存品の好調に加え、新商品投入で2〜3倍増と推定。機能性チョコも乳酸菌配合品に新アイテムが投入され2倍増となったようだ。ナッツ系は80%と苦戦。チョコスナックは90%を見込む。定番商品は“ハロウィン向け”パッケージ品が増えており増勢となるものの、新商品の荷動きが悪く苦戦。

 ビスケットは合計103%と推定。ソフトビスケット・クッキーは100%。クラッカー系は106%と堅調。半生は秋季新商品投入もあり108%と引き続き伸びる。キャンディと合計96%と推定。ハード系は93%。のど飴、フルーツ系が低調。キャラメルは98%。塩系がやや低調。グミキャンディは108%と好調が続く。

 

 スナック菓子は合計で97%と推定。ポテト系は合計で98%。袋物は98%、成型チップスは102%、シューストリングは96%。コーン系は98%、うちパフ100%、チップス92%。小麦系は98%と見込む。チューインガムは96%と苦戦。デンタル系は98%、エチケット系92%、小粒板は90%を推定。

サービスのお申し込みにつきましては、お電話またはフォームよりお願い致します

  • お申し込みにつきましては、弊社が受信確認後、お客様にご確認事項を通知してから、書籍とご請求書を郵送致します。
  • 電子版、紙版どちらも下記よりお申し込みになれます。
ホームページからのお申し込みフォーム

電話からの
お申し込みはこちら

バックナンバーへ

媒体紹介へ