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日刊食品通信
2024年3月4日

2月のビール販売、2ヵ月連続の2ケタ増


漸減のエコノミーも糖質オフ・ゼロは増加

 本紙が推定した2月の大手4社ビール販売は前年同月比115%弱となった。プラスは5ヵ月連続。減税効果に飲食店需要の回復が加わり、1月の121%弱から2ヵ月連続の2ケタ増となった。うるう年も好影響した。一部で昨年のリニューアルの反動も見られたが、基幹銘柄の多くが2ケタ増となったようだ。

 流通大手PBの規格変更で嵩上げされている発泡酒は140%弱と高い伸び。12ヵ月連続の伸長だが、その効果も2月で終わり、3月以降は落着いた数字になる見込み。

 一方、割高感から減少が続く旧・新ジャンルは81~82%で、1年5ヵ月連続のマイナスだった。発泡酒と旧・新ジャンル合わせたエコノミーカテゴリーとしては97%弱、6ヵ月の連続マイナス。ただ、糖質オフ・ゼロ系は引き続きプラス基調。また、レギュラータイプの一部にリニューアル効果が見られた。カテゴリー構成比は、ビールが50.2%(前年同月45.9%)、エコノミーカテゴリーは49.8%(54.1%)だった。

 1~2月累計は、ビールが前年同期比117%強、発泡酒が136%強、新ジャンルは81%弱、合計では105%強となっている。構成比はビールが51%(前年同期45.8%)、エコノミーカテゴリーは49%(54.2%)。ビール・ウエートの高まりが続いている。

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