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日刊食品通信
2024年3月1日

23年のビール、最も増えたのは首都圏


他地域では減少の缶も微増に

 減税と飲食店需要の回復を追い風に、昨年のビール販売は前年比106.7%と2年連続で増加したが、首都圏、近畿圏、中部北陸圏の3大消費圏で最も増加したのは首都圏だったことが本紙の調べで分かった。(発泡酒・新ジャンルを除く)

 33.7%のウエートを占めた首都圏のビール販売実績は、全国平均を1.8ポイント上回る108.5%。その一方で、ウエートが17.7%の近畿圏は105.4%、12.2%の中部北陸も105.1%と全国平均を下回った。この他に増加率が全国平均を上回ったのは、北海道の108.1%(ウエート5.4%)と九州の107.1%(9.5%)の2地域だった。

 容器別販売実績をみると、全国平均が121.2%だった業務用樽は、首都圏が前年比121.8%、近畿圏が116.8%、中部北陸は119.3%。業務用樽内の販売ウエートは、首都圏が38%(前年37.8%)、近畿圏が19.1%(19.8%)、中部北陸は11.1%(11.3%)だった。首都圏以外で増加率が全国平均を上回ったのは、九州の123.7%(ウエート8.7%)、東北の125.1%(5.1%)、北海道の129.1%(5.3%)。

 また、ほとんどが業務用として消費されるびんの販売実績は、全国平均119%に対し、首都圏が121.6%、近畿圏が112.4%、中部北陸は118.2%で、びん内の販売ウエートは、首都圏が31.6%(前年30.9%)、近畿圏が22%(23.2%)、中部北陸は13.2%(13.3%)だった。首都圏以外で増加率が全国平均を上回ったのは、九州の122.6%(ウエート9.9%)、中四国の123.3%(7.4%)、東北の121.7%(5.7%)、関東甲信越の122.5%(7.9%)、北海道の130.1%(2.5%)。

 

▼以下略

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